Pixel Amber
記事 · 現像 2026-04-24

RAW現像とJPEGの違い、フォトグラファーの視点から

清
清水 文子
フォトグラファー
2026-04-24
キャンプ場でテントが並ぶ野外イベントの様子

「RAWとJPEGって何が違うんですか?」という質問を、撮影後のお客様からよく受けます。簡単に言うと、RAWはカメラが記録した生のデータで、JPEGはカメラが自動で処理した完成品です。どちらにも利点がありますが、ポートレート撮影では清水 文子はRAWで撮影しています。

RAWで撮る理由

RAWデータは、現像時に明暗・色温度・コントラストを大きく調整できます。ゴールデンアワーのような輝度差が大きい状況では、JPEGだと白飛びや黒つぶれが戻せないことがあります。RAWなら、ある程度の範囲で後から調整できます。

また、カメラのJPEG処理は機種によって色の傾向が異なります。RAWで撮って自分で現像することで、仕上がりの色を一定に保てます。

現像で何をしているか

現像作業では、主に露出の調整、色温度の補正、コントラストの調整、肌色の補正を行います。ポートレートでは特に肌色の調整が重要で、光の色に引っ張られて肌が緑や橙に転ぶことがあります。

清水 文子の現像スタイルは、あまり大きく色を変えないことを基本にしています。撮影時の光の雰囲気を残しつつ、見やすい明るさに整える、という方針です。

お客様に渡すデータについて

Pixel Amberでは、現像済みのJPEGデータをお渡しします。RAWデータの納品は行っていません。現像の判断は清水 文子が責任を持って行うため、RAWのまま渡すことはしていません。

納品後3年間はRAWデータを保管しています。焼き増しや再プリントの依頼があった場合、保管しているRAWから再現像して対応できます。

現像は撮影と同じくらい時間がかかる作業です。その時間が、写真の仕上がりに出ると思っています。

#現像#RAW#撮影技術

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